チャプチェ(雑菜)の話

ソウルの大学路で伝統工芸工房・ダムル工房を経営し、韓国宮中飲食研究院の郷土料理講師でもある李賢淑先生が毎日の生活のなかで感じた徒然雑記を日本語で紹介します。(たまに…、いや最近は結構な頻度でゴーストライターのダムル工房日記になることも…苦笑)

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チャプチェ(雑菜)の話

チャプチェ02

チャプチェ(雑菜)は朝鮮王朝時代にイチュン(이층)という人物が王に献上した料理と言われています。王がその味をとても気に入ったため、王の関心を得て戸曹判士(注1)にまで登りつめたという話もあるほどです。

チャプチェは1670年『飲食知味方(음식디미방)』(注2)という書籍の記録が最古の文献といわれ、正祖大王(注3)が顕隆園(注4)で行う行事内容を整理した『園行乙卯整理儀軌(원형을묘정리의궤)』に記載されています。

当時は現在使われているタンメンを使っていませんでした。けれども1912年に中国のタンメン技術を学んだ日本人が、平壌にタンメン工場を建て大量生産をするようになり、チャプチェにタンメンを使うようになったといいます。

またチャプチェは慶尚道の郷土料理でもありますが、見た目より手間がかかる料理の代表と言われているからか、日常的に作って食べるというよりは何か特別なことがあった日に食べたと言われています。

(チャプチェの作り方)

チャプチェ01
↑材料:牛肉、シイタケ、玉ねぎ、人参、ホウレン草、タンメン、錦糸卵
ヤンニョム(調味料):ごま油、ニンニク、生姜、ねぎ、醤油、ごま塩、胡椒

1) 牛肉とシイタケを細切りにします。
2) 玉ねぎと人参も細切りにして、炒めます。
3) ホウレン草はゆでた後、塩とにんにくを入れて和えます。
4) タンメンはゆでてから、醤油と水を少しいれて引っ張りながら混ぜます。
5) その他の材料を全部入れて、ごま油と胡椒を入れて混ぜ合わせます。

後はお好みの器によそって食べて下さい。

(幽の補足説明)
注1;戸曹判士(호조판사)とは戸曹判書という高麗時代からある官庁の長官の役職です。主に国家財政や税金に関係する仕事をする部署で、現在の日本なら財務省の大臣が一番近い役職でしょうかね。

注2;『飲食知味方(음식디미방)』とは朝鮮王朝後期に安東地方にいた鄭某さんの奥さんだった安東張氏(1598~1680)という女性が書き残した料理書です。娘や嫁に家の味を伝えるために書いたそうです。146項目にもわたる料理法が書き残されているだけでなく、ハングルで書かれた最初の料理書でもあり、当時の朝鮮半島に住む人々が何をどうやって食べていたのかを知らせてくれる貴重な史料として有名です。

注3;正祖大王(정조대왕)は、現在NHKで深夜放送されている「イサン」を見ている人なら知っているでしょうか??そのドラマの主人公です(笑)。朝鮮王朝第22代目の王として、復興期を担った天才君主と言われた人物です。お父さんが殺されちゃうのを若くして目撃したりと、結構波乱万丈な人生を送った王様です。

注4;顕隆園(현륭원)とは王陵の名前です。正祖が政争で敗れて非業の死を遂げた父を水原のこの地に移したのが始まりといわれます。現在では水原の華城と呼ばれています。世界文化遺産に登録されているので知っている人もいるのではないでしょうか??日本人観光客も沢山訪問している観光地になっています。近くにある水原カルビのお店が美味しかったなぁ~(笑)。


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ご無沙汰してます
sono ッシのblogにヒョンスク先生がblogを始められたとあったので早速おじゃましましたポジャギは良くわかりませんが食べ物には大変興味があるので楽しみにしていますTッシよろしくお願いします。ご主人や二人の息子さんはおかわりありませんか?楽しみにしています!!
[ 2012/02/10 19:50 ] [ 編集 ]
おひさしぶりです!
わぁ~、さかた氏、お久しぶりです!お元気そうで何よりです!あの韓紙のテーブルは使っていらっしゃいますか??本当に素敵な作品でしたもんね!李先生のご家族は皆さん、お元気ですよ。息子さんたちは相当忙しいようで、ここ最近全く会っていませんが…(笑)。また、ソウルへ遊びに来てくださいね!


[ 2012/02/10 21:15 ] [ 編集 ]
반갑습니다
Sa kada 씨
반갑습니다
blog 를 통해서만나니 더욱더 반갑습니다
한국의 음식 과 문화에 대하여 아는데 까지 알려 드리고자 만들었습니다
종종 들려서 이야기 합시다
추위가 계속 되는데건강 조심 하시고 안녕히 계세요
[ 2012/02/12 20:27 ] [ 編集 ]
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