韓国の婚約儀式②

ソウルの大学路で伝統工芸工房・ダムル工房を経営し、韓国宮中飲食研究院の郷土料理講師でもある李賢淑先生が毎日の生活のなかで感じた徒然雑記を日本語で紹介します。(たまに…、いや最近は結構な頻度でゴーストライターのダムル工房日記になることも…苦笑)

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韓国の婚約儀式②

李先生所有の凾
↑ 凾(함;着物や品物を入れる大型の箱)
※李先生が本当に使用したお嫁入り道具の凾だそうですぅ~。

結婚式の日取りが決まると、次は封采(봉치)の儀式です。これは婚書(혼서)と采緞(채단)という赤や青の絹織物と一緒に、凾(ハム;함)という大型の箱を男性の家から女性の家に送る儀式です。この箱は赤や青の色糸で結ばれ、この独特な結び方を同心結(동심결)と言います。

同心結の結び方
↑ 同心結の結び方

凾(ハム;함)の中身には色々な物が入れられています。箱の一番下には韓紙を敷いて四隅に赤い紙に包んだ磨粉香(마분향)を置きます。そして東西南北を意味する巾着(チュモニ;주머니)を入れます。

采緞褓
↑ 采緞褓  

黄色の巾着は真ん中に置き、中に黄色い豆を入れます。これには尊い身分になって欲しいという意味が込められています。東の位置には青色の巾着を置きます。この中にはもち米を入れ、忍耐力を持って生活しなさいという願いを込めます。

オバンチュモニ
↑ 五方巾着(오방주머니) 

南には赤色の巾着で、中には小豆を入れます。赤色は厄災を払うという意味が込められます。西は白色の巾着です。この中には綿花の種がついている綿を入れ、子孫繁栄、多くの子どもが授けられることを願います。最後の北には黒色の巾着です。中に黒い香木を入れ、純潔を象徴させます。

婚書紙褓と婚書
↑  婚書紙褓(혼서지보)と婚書

これら巾着の上に采緞(채단)を入れ、内容物と数量を書いた目録封筒と婚書紙褓(혼서지보)に婚書を入れたものを載せ、蓋を閉めます。凾に入れた巾着は子どもが生まれて、1年後のお祝いの時につくるトルティ(돐띠;赤ちゃんの腰紐)を作る時に使用します。

トルティ①
トルティ②
↑ トルティ

凾を受け取る側の女性の家では、先祖に報告するために餅を供えます。その祖膳は、まず膳の上に赤い布を敷きます。そして、その上に封采餅(봉치떡)と呼ばれる餅を鉹(시루;餅を蒸す時に入れる丸い器)に入れたまま置きます。最後に青色の布で覆ってから供えるのです。

凾褓
↑ 凾褓(함보;ハムを包むポジャギ)  

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