北方の郷土料理⑨(その2)[再録]

ソウルの大学路で伝統工芸工房・ダムル工房を経営し、韓国宮中飲食研究院の郷土料理講師でもある李賢淑先生が毎日の生活のなかで感じた徒然雑記を日本語で紹介します。(たまに…、いや最近は結構な頻度でゴーストライターのダムル工房日記になることも…苦笑)

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北方の郷土料理⑨(その2)[再録]

李先生からの要請で以前一度載せた記事を再録させて頂きます。

この回顧シリーズに際して、同じ記事の再録なんて読者さまに受け入れてもらえるだろうか??と、少々心配もしておりましたが、新規生徒さん方には概ね好評のようでホッとひと安心しております。

常連の生徒さんからもご理解頂いているようで本当に有難うございます。m(_ _)m

以下、以前書いたものと同じ内容になります。

↓   ↓   ↓

鶏肉団子揚げ01
↑ 2つ目はタッコギワンジャティギ(닭고기완자튀기:鶏肉団子揚げ)

1999年に北韓で発刊された料理本に『ジャガイモ料理(감자료리)』(木蘭出版社)というのがあります。

何でも北韓の一般住民たちにジャガイモ料理をより広く普及させることを目的に製作された本なのだとか…。

鶏肉団子揚げ03
↑ ジャガイモ澱粉を練ります~

この本にはジャガイモで作ることができる多様な料理が収録されています。

この本の第1章には「ジャガイモは白米と同じです。」と書いてあるのですが、これは白米よりも栽培が簡単なジャガイモを主食として食糧難を乗り越えようという意図が見え隠れします。

そういうことを考えてしまうと少々悲しくなりますが、それでもこの本に収録されている180種類を超えるジャガイモ料理は圧巻です。

鶏肉団子揚げ04
↑ 鶏肉や澱粉、玉子、ニンニクなどを混ぜて団子に~

章立てとしては、大きく「主食類」「副食類」「菓子&飲料」の三部構成です。

中心材料であるジャガイモだけではなく、ジャガイモの澱粉や冷凍ジャガイモ粉、ジャガイモの葉や蔓などまで含め、ジャガイモを100%余すところなく活用しています。

本当にジャガイモをよく理解できる本なので、今度中国に行く機会があったら是非購入したいと思っています。

鶏肉団子揚げ05
↑ 団子に付けるのは小麦粉でも米粉でも大丈夫です~

またこの本は北韓の両江道に食糧難解決のために作られたジャガイモ研究所の成果が反映されているとのこと…。

この研究所の本来の目的は北韓全国の特性にあった優良ジャガイモ品種を作り出し、ジャガイモの収穫量を上げることです。

しかしそれ以外にもジャガイモの加工食品も色々研究され、続々とジャガイモの澱粉、タンメン、飴、酒などが開発されているのだそうです。

乾燥ミナリスープ
↑ こちらは乾燥セリのスープ(말린미나리지개)。具にジャガイモを入れても美味しいです~

他にもジャガイモ料理を広めるためのジャガイモ専門食堂「鴨緑閣(얼록각)」をこの地に建設し、約60種類のジャガイモ料理を新しく開発・提供もしているのだとか…。

その中でも冷凍ジャガイモ餅は子どもから老人まで、北韓の住人みなが大好きな人気料理なのだそうです。

この本にもその作り方が載っていますから、今度是非一度作ってみたいと思っています。

チィティガク
↑ これは中々摂取できない青菜を保存するために作る菜揚げ(취튀각)です~。青菜に米粉や小麦粉などをまぶして乾燥させます。保存食で、揚げて食べます~

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[ 2014/03/17 10:10 ] 韓国料理 宮中飲食研究院 | TB(-) | CM(0)
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