チョガッポの縫い方技法④

ソウルの大学路で伝統工芸工房・ダムル工房を経営し、韓国宮中飲食研究院の郷土料理講師でもある李賢淑先生が毎日の生活のなかで感じた徒然雑記を日本語で紹介します。(たまに…、いや最近は結構な頻度でゴーストライターのダムル工房日記になることも…苦笑)

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チョガッポの縫い方技法④

刺繍の枕
↑ hyanri氏と閉店直前の広蔵市場へ行き、そこで見つけた素敵な枕…。素敵!欲しいなぁ~。寝心地は悪そうだけどね…(苦笑)。

夜の広蔵市場
↑ 夜の広蔵市場

幽は広蔵市場の土曜日閉店は平日より早く5時と聞いていましたが、最近暖かくなってきたからなのか、午後6時まで開いていました!でも当然6時になると、さぁ~っと店が閉まり始め、あっという間に方向感覚を失うほど景色が一変します…。閉店後でも店の所在くらい分かるだろ?っと、思い上がっていたら、全く分かりませんでしたぁ~。ビックリです!

東大門の裏通り
↑ 東大門の裏通り…。タクハンマリで有名になってしまった通りです!10数年前まで裏寂れた人通りのない怪しい通りだったのに(15~16年前程に韓国人にここに連れて来られた時は、一体何処へ連れて行かれるの??と不安に思うほどでした…)、今では全店行列ができ、通りは「ここは隅田川花火大会か?」と突っ込みを入れたくなるほどの、歩くのも大変な人混みに…。行列嫌いなので、もうここでタクハンマリは食べられないなぁ~。しかし、昔は韓国人も行列が大嫌いだった筈…。韓国人の意識もここ数年で劇的に変わっているようです…(苦笑)。

さて、本日でようやくこの縫い方技法の最終回です…。いつまで続くのかと思っていたので、ホッとしました(苦笑)。自分自身に知識がなく、翻訳してもイメージが全く浮かばないのは訳していて相当なストレスであることがよく分かりました…。ま、これもいい経験です。今回も訳語がさっぱり分からないものてんこ盛りです…。どうぞご協力宜しくお願いします~。m(_ _)m


11) スムンカムチムポプ(숨은감침법;隠すまきかがり技法???)
斜線と斜線の布、あるいは斜線と直線の布をつなげる時に使う技法です。韓服をつくる時は襟部分を縫うときに使います。

12) ティヌリ(띠늘이;???)
別名コウクルギ(고윽르기;???)ともいいます。縫い代と縫い代を合わせて、両側から交代に縫っていく技法です。この技法で気をつけなければいけないことは、裏返した時、糸目が外に見えないようにすることです。

13) ヌンソプタン(눈섭단;???)
※ちなみに「눈섭」とは「眉毛」のことなんですけど…。
ヌンソプタン前面
↑ ヌンソプタンを前から見た図 

最後の仕上げをする技法のうちにひとつです。モシや薄い布でチョガッポ作品を仕上げる時、モシパル(모시발;モシのつまみ縫い???)を使用した作品を作る時などに、最終的な仕上げとして美しくしまつする技法です。モシパルとはモシ作品の技法のひとつですが、モシの端切れをつなぐのではなく、つまみ縫いで模様を描いて行く技法です。

ヌンソプタン後面
↑ ヌンソプタンを後ろから見た図

14) カサキボプ(가사기법;袈裟技法)
袈裟技法01
↑ カサキボプを使って布をつなげる

仏教の出家僧が着る衣服を「袈裟」といいますが、その袈裟を作る時の特別な技法をチョガッポに応用したものです。殺生を禁じられた出家僧たちが着る衣服ならではの創意工夫に溢れた技法と言えるでしょう。

袈裟技法02
↑ カサキボプを使ったチョガッポ作品

15) マルキボプ(마루기법;床技法)
マルキポプ
↑ マルキボプを使った作品

韓国のテチョンマル(대청마루;大廳床)を連想させる技法です。大廳とは家の中央にある広い板の間のことを指しますが、この板の間に使われる板をつなぎ合わせる技法をチョガッポ作りに応用した技法です。一方の方向からだけ縫う技法なのですが、説明が難しいので、いつか別の機会にチョガッポ作品を作りながらご紹介したいと思います。

以上のように、完全網羅したわけではありませんが、これら大体15種類の技法を様々に駆使してチョガッポを作ると考えてくれて結構です。

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ヌンソプタンの補足
お疲れ様~(^_-)-☆
実際にやらない人が翻訳するのは大変だよね!

ヌンソプタンの補足だけど、
モシパルというのは、
恐らくモシの両端じゃないかな?
縫わなくても糸が出ないので
のれんなどを作る時のそのまま使うことができます。

ただ
ずっと使っていると端がくるくるめくれあがることがあって
それを防ぐために、重しというか、生地を堅くするため?
ちょっと凝った縫い方をするもの。

ま、それだとモシパルとかは関係ないともいえるけど(苦笑)

実際にやってみたら
「どうしてそんなくどい(面倒な)縫い方を・・」
という感想ですが、
長く使うとなるとそうした方が良いのかもですね。
実際に使用しているモシの のれんとかは
確かに端っこがくるくる曲がってしまっているので。

スムンカムチムボップは
斜線などの角を合わせるときにつかう
しつけ縫い(だけとは限らないかも?)の技法でしたよ。
でも
実際に教室で教えてて
「面倒だから・・・」とやらない方が多い(苦笑)
でも結果は・・・やはりやるだけのことはあります。

と、長いコメントでした。
これだけ見て出来るようになる人はいないから
ケンチャナヨですよ。
[ 2012/03/20 10:01 ] [ 編集 ]
ほぉぉぉ~
sono氏

追加補足説明ありがとう~。なるほど、非常に勉強になりました。

どの世界でも見えない単調な基礎部分はやっていても面白くないので、ついついおろそかにしてしまいますもんね…。

それをしっかりするのとしないのとで、きっとプロとアマの、天と地ほどの仕上がりの違いが出るのでしょうね…。

銘心しておきます。

モシパルについては再度李先生に確認してから、後日補足します。
[ 2012/03/20 13:55 ] [ 編集 ]
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