鋏の話[その1](再録)

ソウルの大学路で伝統工芸工房・ダムル工房を経営し、韓国宮中飲食研究院の郷土料理講師でもある李賢淑先生が毎日の生活のなかで感じた徒然雑記を日本語で紹介します。(たまに…、いや最近は結構な頻度でゴーストライターのダムル工房日記になることも…苦笑)

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鋏の話[その1](再録)

李先生からの要請で以前一度載せた記事を再録させて頂きます。

この回顧シリーズに際して、同じ記事の再録なんて読者さまに受け入れてもらえるだろうか??と、少々心配もしておりましたが、新規生徒さん方には概ね好評のようでホッとひと安心しております。

常連の生徒さんからもご理解頂いているようで本当に有難うございます。m(_ _)m

以下、以前書いたものと同じ内容になります。

↓   ↓   ↓

刺繍ハサミ01
↑ イタリア製の刺繍ハサミ。使いやすくて愛用しています。

針と同様、毎日のようにお世話になっている道具にハサミ(가위)もあります。

ハサミとひとくちに言っても用途によって、それは沢山の種類のハサミがあります。

私が仕事でお世話になるハサミは主に裁ち鋏と刺繍鋏ですね。

刺繍ハサミ02
↑ こちらはドイツ製の刺繍ハサミです~

特に刺繍鋏は凝ったデザインの可愛らしいものが多いため、気になったものを購入するうちにちょっとしたコレクション並みになってしまいました。

今では世界各国の可愛い刺繍鋏を見ると、つい購入・収集してしまいます。

刺繍ハサミ03
↑ パキスタン製のハサミ。これは医療用はさみなのですが、とても切れ味がよいので、刺繍鋏として使っています。パキスタンの医療用ハサミは世界的に高い評価を得ているのだそうです。

針と同様、ハサミの歴史を紐解くと、これまた面白い話が溢れています。

先ずハサミの誕生が紀元前1300~600年前の古代バビロニアに始まり、その当時から約2500年間という長い時間、ほとんどその形態が変わっていないということに驚ろかされます。

つまりハサミは誕生した当初から完成した道具だったということですね。

刺繍ハサミ04
↑ 先日、sono氏がプレゼントしてくれたドイツ製の刺繍ハサミ。sono氏、どうも有難う~。大切に使います。これもよく切れますねぇ~。

材質については、紀元前1570~1293年まで続くエジプト第18王朝の時代には青銅製のハサミが誕生し、古代バビロニアの文献や旧約聖書にはすでに羊毛を刈る鉄製ハサミの記録が残されているそうです。

刺繍ハサミ05
↑ こちらは展示会でH氏がお土産に買ってきてくれました。中国製の刺繍ハサミです。とても可愛いデザインですよねぇ~。

一方、東洋の記録となると、中国の前漢時代(紀元前208~8年)がハサミについての最初の記録になるようです。

そして韓半島での最も古いハサミは、新羅時代(紀元後356~935年)の石塔から発掘された出土品があります。

その後、約6世紀頃には韓半島から日本に伝わったといわれているようです。

刺繍ハサミ06
↑ ハータンガー刺繍専用の刺繍ハサミ。独特な刃先をしています。

明日は日常生活の至るところで活躍するハサミ大国、韓国のハサミの歴史についてお話しますね。

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[ 2013/12/19 10:57 ] ポジャギ チョガッポの道具 | TB(-) | CM(0)
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