龍の華やかな復活展(용의 찬란한 부활전)

ソウルの大学路で伝統工芸工房・ダムル工房を経営し、韓国宮中飲食研究院の郷土料理講師でもある李賢淑先生が毎日の生活のなかで感じた徒然雑記を日本語で紹介します。(たまに…、いや最近は結構な頻度でゴーストライターのダムル工房日記になることも…苦笑)

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龍の華やかな復活展(용의 찬란한 부활전)

復活展入り口
↑ 龍の華やかな復活展入り口

2012年3月3日(土)から始まった「龍の華やかな復活展」を観に行って来ました。場所は大学路では老舗的存在の複合施設、東祟アートセンター2階のコクトゥ博物館(꼭두박물관)です。コクトゥとは死者が乗る喪輿にある人形のことで、死者が向かう長い旅路の同伴者となります。

東祟アートセンター
↑ 東祟アートセンター

コクトゥ博物館
↑ コクトゥ博物館

コクトゥ
↑ コクトゥ

この展示会は、今年が龍の年ということで、コクトゥ博物館と美術史学者カンウビン氏が協力して龍に対する新しい解釈と観点を提起した成果を展示した企画展だそうです。

展示会会場01
展示会会場02
↑ 展示会の会場

韓国人にとって龍はとても身近な存在で、古くは高句麗時代の古墳壁画に描かれている青龍からはじまり、王宮や寺院にも多くの龍のモチーフを見ることができます。これは古くから龍を王室の祖先神として、または国家の守護神として考えて来たという背景があるからです。また農業にとってなくてはならない雨をつかさどる神であったり、漁業にとっても波風を防ぎ豊漁を約束してくれる海の神だったりして、民間信仰においても崇拝の対象でした。

入り口の龍のモニュメント
↑ 入り口にある龍のモニュメント

龍首板01
龍首板02
↑ 龍をモチーフにした龍首板(용수판)

けれども今回の展示会はそういった守護神としての側面ではなく、サンヨ(상여;喪輿)に描かれた龍に注目して、龍が持つ象徴的意味の新しい解釈を試みたものでした。これまで知っていた龍とは違う、復活神としての龍という新しい解釈を様々な展示物を通して見せてくれており、とても見応えがありました。

サンヨ01
サンヨ02
↑ サンヨ
(幽談)本当に豪華絢爛という名がふさわしい、ため息がでるほど細かい装飾が施されている喪輿でした…。当時の人々はきっとこれに乗って死者の国へ行くなら、死もそれほど悪いものじゃない…と思ったかもしれませんねぇ~。

サンヨの行列
↑ サンヨの行列(人形展示)

今年の9月29日(土)まで比較的長い間開催されていますので、韓国における新しい龍の解釈に関心がある人は是非ご覧下さい。

東祟アートセンターの看板
↑ 東祟アートセンターの看板

(幽のつぶやき)
龍つながりで思い出しましたが、昨日も出てきた工房の近くにある駱山公園の駱山はソウルにおける左青龍が守る山として有名なんですよぉ~。偶然の一致??にちょっとビックリ…。

ナクサン公園上空から
↑ 駱山公園

王が住んだ都であるソウルは風水地理思想によって内四山(北岳山、南山、仁王山、駱山)に取り囲まれて造営されたのですが、それぞれに守護神が住むとされていました。北岳山は玄武、南山は朱雀、仁王山は右白虎、そして駱山が左青龍です!

左青龍のレリーフ
↑ 駱山公園の入り口にある左青龍のレリーフ

なので、駱山公園の入り口では、大きな青龍のレリーフが訪問者を迎えてくれます。是非大学路へお越しの際は、駱山公園へも足を運んでください。素敵な景色が見られますよ!(あ、もちろんその途中にあるダムル工房へもどうぞぉ~。多分、李先生がコーヒーを出してくれると思います(笑))。

ナクサン公園側のダムル工房
↑ 駱山公園の側から見たダムル工房

あ、それから本日の午後21時~放映するNHK『世界ふれあい街歩き』~大学路編~にも、 駱山公園は絶対出てくると思うんだけどなぁ~。どうかなぁ~????


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[ 2012/03/08 10:57 ] ポジャギ 展示会報告 | TB(0) | CM(0)
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