コンナムルパプ(콩나물밥)

ソウルの大学路で伝統工芸工房・ダムル工房を経営し、韓国宮中飲食研究院の郷土料理講師でもある李賢淑先生が毎日の生活のなかで感じた徒然雑記を日本語で紹介します。(たまに…、いや最近は結構な頻度でゴーストライターのダムル工房日記になることも…苦笑)

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コンナムルパプ(콩나물밥)

燕氏の作った豆もやしご飯
↑ 延氏が工房に持ってきてくれた豆もやしご飯

今日、韓国人のお弟子さんのひとりである延氏が工房にコンナムルパプ(콩나물밥;豆もやしご飯)を作って持ってきてくれました。外国ではご飯とおかずを別々に食べる場合が多いですが、韓国にはそれらを混ぜて食べる料理が沢山あります。代表的なのがビビムパプ(비빔밥;韓国式混ぜご飯)ですね。これは地方ごとに郷土色溢れたものが数え切れないくらいあります。

工房のお弟子さん燕氏
↑ ダムル工房の延氏
延氏は毎週1回、いつも美味しいランチを差し入れてくれます!工房の皆で美味しく頂くのですが、そのレパートリーは李先生に負けないほどあり、またとっても美味しいのです!いつもいつもご馳走さまです!(幽談)

その中で韓国人たちが本当に日常的によく食べる割には、日本人のお弟子さんたちは意外と知らないというコンナムルパプの作り方を紹介したいと思います。

まず豆もやし(콩나물)は、大豆をふやかして、穴を開けた器に入れ、毎日水をやれば長い豆もやしができます。

韓国では5穀といえば、米・麦・粟・黍・大豆ですが、インドでも米・麦・小麦・ゴマ・大豆を5穀というそうで、大豆はアジア各地でなくてはならない穀物だということが分かります。

韓国で有名な『コンチィとパッチィ(콩쥐와 팥쥐;大豆ねずみと小豆ねずみ??)』という昔話の中でも、登場するコンチィがとてもいい子だ…と語られています。この昔話からも分かるように、大豆は昔から私たちの生活と密接な関係を持っていました。

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昔話「コンチィとパッチィ」(韓国語)
(幽談)何か先ほどこの昔話を読んだら、そのままシンデレラ??と思うようなお話ですね…。確か何処かで世界中にシンデレラと類似した物語が語り継がれているって聞いたことがあるけど、韓国のこの話もそのうちのひとつなんでしょうか??ちなみにこのサイトによると、コンチィとパッチィという少女だとありますが…。う~ん???

また大豆の加工食品も豊富です。特に大豆で作るメジュ(메주)を主原料にして作ったテンジャン(된장;韓国味噌)は、コチュジャン(고추장;唐辛子味噌)、カンジャン(간장;しょう油)同様に、発酵食品であり、栄養的にも優れています。

↓  ↓  ↓ ここをクリック!
メジュの作り方紹介サイト(韓国語)

※コンナムルパプ(콩나물밥)の作り方
豆もやしご飯

一般的な家庭メニューのため、実際の作り方は家庭ごとで千差万別です。そのため我が家のやり方をご紹介します。

方法1) 豆もやしをフライパンに入れ、少しだけ水を入れて蓋をします。軽く蒸し煮した後、炊いたご飯に混ぜ合わせます。

方法2) 炊飯器に豆もやしと、軽くたたいて細く切った牛肉を入れた上に米を入れて炊きます。この時は普通に米を炊く時より水を少なめに入れてください。豆もやしの水分が出るからです。

食べる時はヤンニョムジャン(양념장;タレ)をかけて食べます。

タルレヤンニョムジャン
↑ タルレヤンミョムジャン

※タルレヤンニョムジャン(달래양념장)の材料
(注) タルレ(달래)とはヒメニラのことを指します。
ヒメニラ100g、しょう油 大さじ4、市販の麺つゆ 大さじ4、出汁(昆布でも何でも構わない) 大さじ4、ゴマ塩・ごま油・唐辛子粉はお好みの量で、これらを混ぜ合わせれば完成です。

バターを入れた豆もやしご飯
↑ バターを一欠けらのせた豆もやしご飯

私の主人は豆もやしご飯にバターを一欠けら入れて食べるのがとても好きです。豆もやしご飯を作るとさっとテーブルに座り、子どもたちを「バターが隠れる、バターが隠れる(버터숨겨 버터숨겨)」と言って、いつも急きたてます。何故ならご飯が熱いときだけ、バターがよく溶けて美味しく混ざるから、つまり早く食卓につけ…という意味らしいです(笑)。この豆もやしご飯を食べる時、我が家の食卓はまるで戦場のようだと感じる時があります。

燕氏が作ったナムル
↑ 延氏の作ったナムル

延氏は豆もやしご飯と一緒に沢山のナムルも持ってきてくれました。工房の皆で美味しく頂きました。ご馳走さまでした(잘 먹었습니다)。おかげで今日は皆、作業がとても進んだみたいです。

工房のお弟子さんたち01
工房のお弟子さんたち02
↑ ダムル工房で熱心に作業をしているお弟子さんたち

(幽のつぶやき)
3月に入って暖かくなり、子どもの冬休みが終わると、その世話から解放された奥様がたが徐々に工房へ帰って来ます。工房もだんだんに賑やかになってくると、春が来たな~と感じますねぇ~(笑)


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