北韓料理セミナー2期2回目②

ソウルの大学路で伝統工芸工房・ダムル工房を経営し、韓国宮中飲食研究院の郷土料理講師でもある李賢淑先生が毎日の生活のなかで感じた徒然雑記を日本語で紹介します。(たまに…、いや最近は結構な頻度でゴーストライターのダムル工房日記になることも…苦笑)

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北韓料理セミナー2期2回目②

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↑ 3品目はキビとアワのうるち米餅(기장좁쌀설기)。うるち米餅は韓国にもありますが、北韓のものはキビ粉とアワ粉を合わせます。

2000年代に入ってから急増したセトミンは圧倒的に20~30代の女性が多く、現在は約2万名にも達したそうです。彼らは所定の手続きを終えて韓国に入国した後、セトミンの専用教育施設で韓国社会に適応するために様々な教育を受けることになります。

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↑ 左がアワ粉、右がキビ粉です。

彼らの生活を支える財団などもあるのですが、やはりセトミンたちは大きく変わった生活に適応するのが大変なようです。

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↑ 北韓語でタンコン(당콩)というそうですが、韓国ではカンナンコン(강낭콩:つるなしインゲン豆)といいます。

そんな中、彼らを癒してくれるのがやはり食べなれた料理だとのこと…。もちろん韓国には故郷で食べたものよりも美味しい料理が沢山あります。けれども、やはり故郷の味はどんなに美味しい料理にもかなわない…とのことです。

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↑ つるなしインゲン豆を布巾に包み~

セトミンの調査報告書には彼らが故郷で食べていた料理に関する記述もあります。現在の韓国と似た食べ物もいくつかあります。けれどもその中で韓国にはない食べ物が幾つかあるのでご紹介したいと思います。

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↑ セイロに入れて蒸します。

ひとつ目は豆腐ご飯(두부밥)というものです。油で揚げた豆腐に切り込みを入れ、その間に炒めた野菜とご飯を入れ、ヤンニョムで味付けした料理だそうです。味はいなり寿司にちょっと似ているんだとか…。

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↑ そして蒸した豆をこのシル(시루:蒸し器)にひろげて、餅を入れて蒸しあげれば完成です。韓国ではうるち米餅をこのシルに入れて蒸すことからシルトッ(시루떡)と呼ばれます。

それから人造肉ご飯(인조고기밥)というのもあるそうです。人造肉とは豆で作った植物性の肉によく似たものだそうですが、その人造肉の間にご飯を入れたり、ご飯に混ぜしょう油などをかけて食べるそうです。何でもこの人造肉は北韓を代表する屋台の定番料理だとのこと。

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↑ 最後の4品目はスッカッチャンクッ(쑥갓찬국:ヨモギの冷汁)です。

また冷や飯パン(쉰밥빵)というのもあるそうです。冷えたご飯に小麦粉をかけてソーダと砂糖を入れて蒸して作るパンなのだそうです。これも市場の定番おやつなんだとか…。

報告書には他にも色々韓国にはない食べ物が列挙されています。実母も知らないおやつだとのことなので、分断している間に新しく誕生したおやつなんでしょうね。

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↑ 材料のヨモギを熱湯でサッと茹でた後、ネギやにんにく、唐辛子、酢、醤油で軽く和えて冷たい酢しょう油のスープに入れて食べます。暑い時には冷たいスープにヨモギの香りがうつり、爽やかな味わいがあります。

韓国は随分涼しくなってきましたが、日本はまだまだ暑い日が続いているそうですね。簡単な料理ですので、是非お試しください。


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