韓国伝統模様②

ソウルの大学路で伝統工芸工房・ダムル工房を経営し、韓国宮中飲食研究院の郷土料理講師でもある李賢淑先生が毎日の生活のなかで感じた徒然雑記を日本語で紹介します。(たまに…、いや最近は結構な頻度でゴーストライターのダムル工房日記になることも…苦笑)

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韓国伝統模様②

伝統紋様0719-008伝統紋様0719-001
↑ 枢軸型(上)とダイヤモンド型(下)

いよいよ女子中学校でのワークショップが近づいてきました。前回話したように、韓国伝統模様30種類のうち初心者でも作りやすい10種類を選んでキットを作り、ようやく見本も10種類完成です。

伝統紋様0719-002伝統紋様0719-003
↑ 碁盤目型

前回も書いたと思うのですが、生徒さんから質問があったので再度書きます。このダムル工房で作っている韓国伝統模様30種類は、チョガッポの構成様式について書かれた啓明大学衣類学科の研究論文を参考にしました。啓明大学は慶尚北道大邱市にある大学です。

伝統紋様0719-004伝統紋様0719-005
↑ 斜線連結型(上)と正方形型(下)

論文には韓国伝統模様として色々なものに利用されている実態を紹介した後、チョガッポの構成様式に対しても言及されていてとても役に立ちました。韓国語の論文ですが、関心のある方は是非一度読んでみることをお薦めします。

伝統紋様0719-006伝統紋様0719-007
↑ 長方形型(上)と同心円型(下)

(幽のつぶやき)
何だかちょっと前は雨が降らない~っと連呼していたような気がしますが、最近はずっと曇りで太陽を拝んでいない感じ??「暑い!」という訳ではないけど、何だかじとぉ~っと空気が重い感じ…。

ぜんまい綿001
↑ 朝から熱心な新潟のIma氏~。お疲れさまです!!

さて本日から本格的な短期修行を始めた新潟県のIma氏が、とても珍しいものをお土産に持って来て下さったので、ご紹介を…。

ぜんまい綿003
↑ これが「ぜんまい綿」です!!

これは新潟県栃尾市というところで採れる「ぜんまい綿」と言われるものです。何でも毎年4~5月頃に伸びてきたぜんまいから採取するのだそうです。ぜんまい綿は撥水性に優れているだけでなく、防水性、防カビ性、防虫性もあるというとても優れた綿だったそうです。

ぜんまい綿004
↑ かなりの量があります!!よく税関を通ったなぁ~っと、ビックリ!!

何でもひと昔前までは、この綿から糸を紡ぎ「ぜんまい織」という布を作っていたんだとか…。親子2代で着ても擦り切れないほど丈夫な布なんだそうで、表面が傷んできたら裏返しにして着られる程だったとか!!すっごいですねぇ~。

ぜんまい綿005
↑ 昼食をご一緒したのですが、サムゲタンは時期をずらして中華を…。幽は酢豚とチャーハンのダブルコンボセット…。おそろしいくらいのカロリー量ですが、美味しいんだよね…。たまに無性に食べたくなる…。ちなみに量もスゴイんですが…。いいもぉ~ん、今日は夕食を軽くしたから…(苦笑)。

もちろん布だけでなく、ぜんまい綿を芯にして作られた「栃尾てまり」も有名です。栃尾は昔から織物業が盛んな地域だったそうで、日本でてまりが有名な地域は例外なく織物業が盛んですよねぇ~。てまりの歌が残っていることで有名な良寛さんは、この栃尾てまりを詠んでいるんですって!!う~ん、知らなかったなぁ~。
「霞たつ長き春日を子どもらと手まりつきつつこの日暮らしつ」(良寛作)

ぜんまい綿002
↑ 食後はまた熱心に作業開始~!!う~ん、Ima氏も頑張りますねぇ~。ちなみに幽は熱心な二人を横目にお仕事へ~。

ぜんまい綿の触感は化繊綿とは全然違い、しっとりとそして若干油分のようなものも…。これが防水性の秘密なんでしょうね…。いいものを見せてもらいました。李先生もこの綿を使ってどんなてまり作品を作ろうか…と、ワクワクしているそうです。随分たくさん持ってきて下さったので、こんなにあったら幾つてまりが作れるんでしょうねぇ~。


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[ 2012/07/19 10:18 ] ポジャギ | TB(0) | CM(0)
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日本人ゴーストライターが書く李賢淑先生の徒然雑記。

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