蓮の花(연꽃)

ソウルの大学路で伝統工芸工房・ダムル工房を経営し、韓国宮中飲食研究院の郷土料理講師でもある李賢淑先生が毎日の生活のなかで感じた徒然雑記を日本語で紹介します。(たまに…、いや最近は結構な頻度でゴーストライターのダムル工房日記になることも…苦笑)

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蓮の花(연꽃)

蓮の花001
↑ 10等分12面に分け、蓮の花を描いてみました。

蓮の花をモチーフにした手まりを作りました。蓮の花はインドが原産地というところからも分かるように、仏教思想とともに韓国に入ってきたと言われています。そして韓国の仏教界では、蓮の花が泥水の中から生じていながらも、清浄な美しい花を咲かせることから仏の智慧や慈悲を象徴するものとされて来ました。

蓮の花002
↑ こちらは20等分に分けたうえに蓮の花を描いています。蓮の花のモチーフは子どもの成長を祈願して作られています。

しかし時代がくだるにつれて世俗的な観念と結びつき、幸福や夫婦和睦の美徳などを象徴するものに転じ、民画や閨房工芸など生活文化のモチーフとして広く使われるようになりました。

蓮の花003
↑ これは8等分に分けたうえで蓮の花を描いています。直径が8cm程しかない小さな手まりのため作るのが難しく、これを作ると指が痛くなります…

よく知られることとして、蓮の地下茎は日本とおなじく蓮根(연뿌리)と呼び食されますね。けれどもそれ以外に蓮の種も食用として食べられるのですよ。韓国ではどちらかといえば蓮の種を婦人病や鎮静作用、滋養強壮などに効果がある韓薬として使うことが多いのですが、中国や東南アジアでは日常的に生食しているといいます。

蓮の花004
↑ 眼鏡入れにも蓮の花の刺繍があります。昔の韓半島の人々は見た目と体面を重視していたため、このような小物にも豪華な刺繍を施し装飾品として愛用したのです。

蓮の種は緑色のどんぐりに似た形状をしていて、甘みと苦味があり生トウモロコシを食べたような味がします。中国では蓮の実を使って餡子を作り月餅や最中菓子によく加工するそうですが、その時に芯にあたる苦味のある部分を取り除き、それを集めて蓮芯茶というお茶も作るそうです。

蓮の花005
↑ こちらは針入れです。

韓国では蓮芯茶はあまり日常的に飲まれるお茶ではありません。けれども蓮根茶という蓮根を煮出したお茶は、便秘やコレステロール低下、あるいは胆石を除去するのに効果があるとしてよく飲まれる薬茶になっています。

蓮の花006
↑ 鍵入れにも蓮の花が描かれています。このように蓮の花は様々なところでモチーフとされて来たのです。

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[ 2012/05/30 10:10 ] ポジャギ 韓国の紋様 | TB(0) | CM(0)
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