釈迦生誕日

ソウルの大学路で伝統工芸工房・ダムル工房を経営し、韓国宮中飲食研究院の郷土料理講師でもある李賢淑先生が毎日の生活のなかで感じた徒然雑記を日本語で紹介します。(たまに…、いや最近は結構な頻度でゴーストライターのダムル工房日記になることも…苦笑)

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釈迦生誕日

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本日5月28日は釈迦生誕日です。韓国ではこの日を「お釈迦様がいらっしゃる日(=부처님오신날)」と呼び、公休日としてお祝いします。ソウルは約2週間前から様々な灯篭が通りに飾られ、とても華やかな雰囲気になるんですよ。

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そしてこの祝日に向けて、燃燈祭りが1週間ほどの日程で行われるのですが、先日一連の仏教行事の中で最も花形といえる提灯行列がありました。この提灯行列パレードは曹渓寺がある仁寺洞~鐘路1街~東大門の区間を、多くの参加者が提灯を片手に大燈篭とともに練り歩く行事です。

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お釈迦様の誕生を祝う行列ですが、各寺院や地域別に意匠を凝らした素晴らしい大燈篭が見ものなのです。私の自宅がこの行列のルートにあたるため、折角の機会だからと主人と階下に降りゆっくりと見物することができました。

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韓国では一般的に供養というと、祖先の前に食事をおいてもてなすという行動を意味しますが、仏教ではお釈迦様の前に満開の蓮の花を置くことが供養とされるそうです。そのため蓮の花をモチーフにした燈篭も沢山ありました。

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韓国の仏教界では、蓮の花が池で成長することから、汚れのない清潔・純潔の象徴と考えられたそうです。また朝鮮王朝時代には仏教思想の輪廻と生まれ変わりという象徴的な意味も併せ持つようになり、生まれ変わりを望む心を象徴する花となったそうです。

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そういえば、韓国の二大古典文学のひとつである「沈清伝」でも、主人公の沈清が海の国から人間界に帰還する時、蓮の花に乗って帰ってきますから…。もちろん、閨房工芸でも蓮の花は夫婦和合や幸福の象徴としてよく使われるモチーフにもなっています。

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とりとめのないことを考えながらも、とにかく提灯行列は見事なもので、本日の釈迦誕生祭りを彩るにふさわしい、素晴らしい行事を堪能することができました…。

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(幽のつぶやき)
幽はこの日にこの行事があることを全く知らずに、お仕事でした…(泣)。仕事が終わった後、やれやれ…と思いながらいつものバスに乗っていると、「本日は東大門のほうへ行けません」と突如途中でバスから放り出され…(苦笑) 。

あまりに突然だったので、「何事か?」と他の乗客も運転手に詰め寄っていましたが、何か行事があるから通行止め…程度のことしか分かりません。ある男性が「それなら何故地下鉄の入口付近で降ろさなかったんだ??こんなに何もないところで急に降ろされても困る!」と抗議しているのを聞きながら、まったくだぁ~、ついてないなぁ~っと思っていました。

仕方なく15名程いた乗客のうち7名程が一緒になってゾロゾロと20分ほど地下鉄入口まで歩く羽目に…。疲れていたのにさらに1時間ほど時間を費やし、ようやく帰宅…。李先生の記事を見て、「なるほど…」と事の顛末を知りました…(苦笑)。

日本だったら、その辺徹底的に告知しそうなもんだけど、韓国って本当にその辺甘いよなぁ~っと久々にタメ息がでた事件でした…。


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[ 2012/05/28 10:32 ] 雑談(その他) | TB(0) | CM(2)
花まつり
先日はありがとうございました
私、先生の大ファンですので・・・お忙しいのに時間を割いていただいて、お話し出来たこと本当に幸せでした

幽さんともお会いできないかな~と期待していたんですが・・・
平日でいらっしゃらないかと諦めていたので、お会いできた時にはドキドキでした!

工房もとても素敵で、あの隅っこでチクチク出来たらなんて幸せなんだろうと想像してしまいます
秋に実現できるように(お休み貰えるように)頑張って仕事したいと思います^m^
どうぞ、宜しくお願いしますm(__)m


話は変わって、お釈迦様のお誕生日ですが・・・

日本のお寺でも「花まつり」と言ってお祝いしますね
京都のお寺では、甘茶をお釈迦さまにかけていました(意味は分かりませんけど)
家の近所のお寺では『甘茶のふるまい』が有ります(飲むのかな??)
こちらは確か4月8日だったと記憶していますが・・・

ソウルの街で燃燈が飾ってあるところが何ヶ所かありました
きっとこのお祭りの名残だったんでしょうね
[ 2012/05/28 19:22 ] [ 編集 ]
間に合いませんでしたね…
>きんさんへ

あの日は本当に千客万来の日で、李先生があまりお話できなくて本当に残念だったって言ってました。

ちなみに幽の休日は月・水で、これといった用がなければ
午後は工房で茶をすすっていたりシマス…(苦笑)。
他の日は不在ですので、偶然とはいえ、きんさんにお会いできて
私も嬉しかったです!!

でもやっぱりブログのメッセージはソウル滞在中には届きませんでした…。確かに旅行中にブログ見たりって中々しませんもんねぇ…。

李先生ともども秋にお会いできるのを楽しみにしています!!
仕事、お互い頑張りましょうねぇぇ~

ちなみにお尋ねの日本の花祭りのことですが…。

日本も、韓国も両方とも釈迦の誕生を祝うという点では同じ行事です。釈迦の誕生日は諸説ありますが、東アジア一帯では旧暦の4月8日とされているからなんです。

日本は明治の近代化の中で「脱亜入欧」というスローガンを掲げて、完全に旧暦から新暦へと変化させました。カレンダーというのは言葉どおり「時間」を支配する概念ですから、旧暦を徹底的に排除することで、旧態依然としたアジアから脱する決意を表明したのでしょうね…。

それに対して、中国や韓国は今でも旧暦がしっかりと根付いています。もちろん国際化の中で新暦を無視するわけにはいかないのですが、節日と呼ばれるような伝統的な民俗祝祭となると基本的には旧暦で進行しているのです。

そして今年の5月28日が、旧暦の4月8日だったというわけです。

日本は旧暦の行事も全て新暦に置き換えてお祝いしているから、ズレが生じるのです。ですから、日本では新暦の4月8日に花まつりと称して釈迦の誕生を祝い、韓国、中国、香港、台湾などアジアの幾つかの国では今年5月28日が旧暦4月8日になるので、今日がお祝いの日ということになっているのです~。

そうそう、私も東京にいたとき、仏教徒でもないのに浅草の浅草寺で甘茶をかけたり、頂いたりしましたぁ~。あれ結構美味しいですよねぇ~(笑)。
[ 2012/05/28 22:28 ] [ 編集 ]
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