北方の郷土料理⑨(その1)

ソウルの大学路で伝統工芸工房・ダムル工房を経営し、韓国宮中飲食研究院の郷土料理講師でもある李賢淑先生が毎日の生活のなかで感じた徒然雑記を日本語で紹介します。(たまに…、いや最近は結構な頻度でゴーストライターのダムル工房日記になることも…苦笑)

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北方の郷土料理⑨(その1)

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↑ 今回も4種類の料理です~

恒例の北韓料理セミナーの日でした。今回のセミナーテーマは「両江道(양강도)のジャガイモ料理」の発表です。北韓は韓半島で最も高い白頭山を擁していることから分かるように、山岳地帯の厳しい気候条件を持つ地域が韓国よりもずっと多いところです。

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↑ カムジャマッカリマンドゥ(감자막가리만두;ジャガイモ粉餃子)

そのため特に中国と国境を接し、内陸に位置する両江道(양강도)では多様な農作物を作ることができず、ジャガイモ(감자)に特化していきました。もちろん韓国においても江原道(강원도)というジャガイモが特産地の地域があり、そこでは様々な郷土ジャガイモ料理が作られています。しかし江原道よりずっと厳しい気候条件にさらされた両江道地方では、それ以上に多様なジャガイモ料理が発達していきました。

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↑ ジャガイモは皮を剥いて、茹でます~

北韓の料理関係資料によると、ジャガイモの特産地として知られる両江道のジャガイモ料理はゆうに80種類以上を数えます。その料理も単純にジャガイモを食材のひとつとして使ったものから、ジャガイモ麺、ジャガイモチヂミ、ジャガイモ粥、ジャガイモ団子、ジャガイモ鍋、ジャガイモキムチ、ジャガイモ飴、ジャガイモ餅、ジャガイモ飯、ジャガイモ菓子などなど様々な加工を施しているものまで、本当に驚くほど多種多様な料理があるのです。

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↑ 緑豆粉と合わせて皮を作ります~

調理方法も焼く、炒める、揚げる、蒸すなど基本的なもの以外に、乾燥、冷凍、粉末なども駆使し、ジャガイモという1つの食材を徹底的に利用しようとする姿勢を見ることができます。もちろん他の農作物を得ることが難しいという地域的条件がそうさせたという面もあるでしょうが、それでも限られた食材を人間の知恵で様々な料理に変えていく姿を通して、人間の創造性の豊かさに思わず感嘆してしまうほどです。

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↑ 餃子の具は豚肉とニラです~

先日の調理実習では、これら北韓地方の数あるジャガイモ料理のうち、カムジャマッカリマンドゥ(감자막가리만두;ジャガイモ粉餃子)他、4つの料理を作りました。その4つとも全てにジャガイモが様々な形で使われており、普段あまり意識することのなかったジャガイモの多様性を感じることができました。

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↑ ジャガイモ皮で巻きます~

今回はカムジャマッカリマンドゥ(감자막가리만두;ジャガイモ粉餃子)をご紹介しますが、「막가리」とはジャガイモを「すぐに粉に挽いて(=막 갈아서)食べる餃子(해먹는 만두)」という言葉から付いた名前だそうです。味はとても淡白で素朴なものですが、普段食べなれている餃子と食感が違って、これはこれで美味しいものだと思いました。

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↑ 最後に蒸してできあがり~。醤油ベースのタレに付けて頂きます~ 

(幽のつぶやき)
昨日は日本人の訪問者の方が続々いらっしゃって、非常に日本人密度が高い1日でした。日本人の訪問が個別で何と7名も!!私の知る限り団体客以外では最高記録じゃないだろうか…。

初期からブログでコメントを残してくださった「きんさん」も工房へ訪問してくださったのですが、何故か昨日は韓国人のお弟子さんも沢山やって来たため、李先生があまりお話できなくて申し訳なかった…と伝えてほしいと言われました(言い訳のようですが、普段はあれほど人が集中しないのです…)。

それから、李先生がきんさんにお土産を準備していたそうで、壁画を見学してきた後、工房が少々落ち着いた時、再度工房の前を通ってくれる時にお渡ししようと思っていたそうなのです…(爆)。幽が「もうここは通らないみたいですよ?」って言ったら、驚いてました…(苦笑)。

…というわけで、もしまだソウル滞在中にこの記事を読んで下さったら、工房に連絡頂けると嬉しい…とのことです。幽も何だか昨日は慌しくて、連絡先を聞くこともしなかったし、写真を撮ることも頭から抜け落ちていたため(爆)、ここに掲載しています。

李先生が何だか色々バタバタしてしまって、本当に申し訳ない…、次回は是非一緒に食事でもしましょうと伝えて下さいとのことです。う~ん、このメッセージが間に合うといいのですが…。


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うわぁ~!
ソウルでも先生のブログはチェックしていたんですが・・・スマホのちっちゃい画面で、大事な部分を見落としていました(T_T)

せっかくの先生のお心使いを無駄にしてしまって、申し訳ないやら、悲しいやら・・・本当にすみませんでしたm(__)m

先生にお会い出来て舞いあがっていましたので名乗ることも、連絡先をお知らせすることもしないままで帰ってしまいました

次回はきちんとご挨拶もしないとダメですね・・・
何から何まで申し訳ありませんでしたm(__)m

でも、本当に幸せな時間でした♪

先生に宜しくお伝え下さい
[ 2012/05/29 20:47 ] [ 編集 ]
秋に会えることを…
>きんさんへ

秋に会えるのを楽しみにしてますねぇ~
[ 2012/05/30 02:37 ] [ 編集 ]
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