李先生からの要請で以前一度載せた記事を再録させて頂きます。
この回顧シリーズに際して、同じ記事の再録なんて読者さまに受け入れてもらえるだろうか??と、少々心配もしておりましたが、新規生徒さん方には概ね好評のようでホッとひと安心しております。
常連の生徒さんからもご理解頂いているようで本当に有難うございます。m(_ _)m
以下、以前書いたものと同じ内容になります。
↓ ↓ ↓
↑ ミョンジュの布にヌビを施して作ったペネチョゴリ↑ まだヌビが右腕部分しかできていません。ヌビは時間がかかるため、いつ完成するのでしょうか?ペネオッ(배내옷)と呼ばれることもあります。
子どもが産まれると、入浴をさせた後、最初に着せる服のことをこう呼びます。
少し大きめに作り、チョゴリの結び紐は太い糸を編み上げて作ります。
この組紐は長寿の意味を持っており、ペネオッは成長した後もお守り(부적)のような役割を果たすため、大事に保管されます。
↑ 夏用のペネオッ(材質は木綿)
↑ このような夏のペネオッもあります。お守りとしてペネオッがよく使われるのは大学入学試験の日です。
受験生たちは、お腹にこのペネオッを結びつけて試験を受けるのです。
もちろん私もそうしましたが、残念ながら大学入試に落ちてしまいました。
そのため1年後、もう一度試験に挑戦した時にはペネオッのお守りをしなかったのですが、その時は合格しました。
やはりどんなことでもお守り頼みだけ…というのは大した効果はなく、本人のやる気次第のようです。
↑ 子どもの頃、李先生が着ていたペネオッ。大学受験の時にお腹に巻いて行きました。ペネオッの素材は、綺麗な織目の木綿(ガーゼ)、ミョンジュ(冬用)、糊をとった柔らかいモシ、木綿(夏用)などを使います。
新しい布で作ることが多いですが、時折長寿の老人が着ていた服をほどいてつくることもあるそうです。
↑ 長袖のペネオッ(材質は木綿)↑ 裏はこのようになっています。またトゥロンチマ(두렁치마)と呼ばれるものもあります。
これは子どものお腹から下を巻いて着るチマ(치마;スカート)のような衣服です。
産まれてから7日過ぎた子どもに保温の意味もあり着せるものです。
↑ トゥロンチマ↑ トゥロンチマの結び紐はちょっと変わった方法で作られており、紐を付けるのも少々難しいです。↓ ブログ村のポジャギカテゴリーに参加しました。クリックして頂けると李先生のモチベーションが上がるようです(笑)!!にほんブログ村
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